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趣メ
自分が興味ある情報のメモ。主にヲタ系。姉萌系。
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コミックマーケット71。戦いの後…
2部構成でお送りいたします。
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友人と別れ、俺は東4・5・6ホールへ。
予てから最初に訪れたいと考えていた、ほっへ!団のスペースへ行くべく、一番近いであろう東6ホール入り口から潜入して行こうとしたんですが…。なんと10時の段階では東6ホール・東3ホールからの入出は出来ないということで、なんでやねん!と軽く思いながらもしぶしぶ東5から潜入開始。
ここから、地獄の戦いが始まる…。
まずホールに入ると、人・ひと・hito・ヒト・hit・フヒヒ…。
気が遠くなりそうでした。
右から、左から、前から、後ろから、斜めから。
人の流れが読めません!
変な所に入ったら、そのまま流れに逆らえず、どこか遠く彼方へ連れ去られてしまうんじゃないか…。そんな考えが脳裏をよぎり入り口でしばらく立ち尽くしていました。
これがコミケ…。
なんという威圧感!…しかしここで立ち尽くしているばかりじゃ仕方がない。えーいままよ!と、島の方へ身を投げ出し、今、戦いの火蓋が切って落とされたのですッッ!!
それからは驚きの連続でした。
まず、島の中でも行列が出来ているということ。
これはたまらなかった…。ただでさえ壁とは違って、通路が充分広いうという訳でもないのに待機列ができてしまっては歩くことさえままなりません。さらにヒドイことに、島の両端で待機列を形成してしまっている所では、一方通行になっている場合もありました。
そして島の中では意外と、スペースの番号やサークル名を大きく表記してあるサークルが少なく、「B」とか「ト」とかの大まかな区画は分かるのですが、カタログの地図を見ただけでは数字の番号の位置が特定し難いということです。最後らへんは慣れて目的の場所にすんなり行けるようになりはしましたが、最初のほうは正直参りました。
まぁ、そんなこんなで人ごみにもみくちゃにされながらも、「ほっへ!団」のスペースに到着。記念すべきコミケでの初お買い物!売り子さんは女性の方でした。しかもちょっと可愛い…。笑顔で「ありがとうございました!」と言われちゃったもんだから、もう一気に元気ですよ(凄く単純だね☆)
すっかり売り子さんの笑顔を貰って元気を取り戻した俺は、その後も地図を片手に島中を右往左往、それでもなんとか目当てのサークルに結構順調に回れて。「新刊1部下さーい!」「新刊と、あっあとコレとコレも一部ずつ下さい!」てな感じですっかりお買い物を満喫。やばい、めちゃくちゃ楽しー☆
これなんですね?これなんですね!?コミケが止められなくなる理由はッ!!も・う・と・ま・ら・な・い。
と、半ばトランス状態で夢中になって買い物をしていたら、いつの間にか時間は12:00になろうとしてました。友人と別れ際、ガレリアのampm近くの喫煙所で12:00に集合して昼食という約束をしていたので、急いでそこへ。
んで、到着したのはいいものの、友人はまだ来ず。遅っそいなーと、メールしようとしても電波はあるのになかなか繋がらない。携帯が繋がりにくくなるってホントだったんですねー。その後ちょっとして来たからいいものの、なんかトラブルがあったら大変だ。ネタだとしても、トランシーバー持ってこようとする人の気持ちが少し分かった気がします。
軽く昼食をとって、お互いの戦果を確認しつつ、しばしの休憩。ここで意外と役に立ったのが携帯灰皿。喫煙所は常に人がたくさんいて、灰皿に行くまでにも一苦労しそうな感じだったんでね。携帯灰皿のおかげで少し離れたところでゆっくりと一服することができました。
そこで30分ほど休憩した後、14:00に再び喫煙所集合でその後は西に行ってみようってことで、再びお買い物へ。東4〜6はだいたい買えたので、次は東1〜3に戦場を移して試合再開。
さすがにそろそろホール内の位置関係も俺なりに把握出来てきたみたいで、午後からのお買い物はスムーズになってきました。消える千円札、重さを増す紙袋。俺、変になりそう。
1時間ほど回っていたら、俺の予定していた買い物がほとんど終わってしまいました。もうちょっと多めに壁のサークルを回ればよかったかなー、なんて思ったりもしましたけど、まぁ初めてですし欲張ってはいけないなと。後で何冊買ったとか書きますけど、普段アキバに行くときでも俺は10冊も同人誌を買わない感じなので、もうお腹いっぱいでした。満腹。
残った時間はホール内の雰囲気をもっと確かめようと、ほとんど何も買わずうろちょろしておりました。
さて、そんなこんなであっという間に時間は14:00。約束の集合時間になりましたので、またしても喫煙所に。俺はもう買うものも買ったし充分満足したのですが、友人の方はまだ物足りないといった表情で、まだ同人誌を買い漁りたい様でしたが、俺がちょっと訳あって16:00までには会場を出なくちゃいけないので…、これにて同人誌のお買い物は終了と相成りました。
さぁこれから、かなり遅いですが西展示棟、企業スペースに行くことになります。正直、この時点でかなりの疲労が蓄積していました。そんな体に鞭打って、いざ行かん企業スペース!!
喫煙所で15分程休憩をした後、朝来た道を辿り西展示棟へ。友人はどうやら"TYPE-MOON"と"オーガスト"のブースへ行ってみたいということで、早速そのブースへ行ってみるが、両企業共に『Fate』や『夜明け前より瑠璃色な』など、絶大な人気を誇るビッグネームを有する企業。この時間に行っても商品が残っている可能性は少ないと自覚しつつも、わずかな可能性を信じて足を運んで見た。
結果は…。まぁ案の定というか、あたりまえというか、両企業共に既に祭りの後。"TYPE-MOON"に至っては、おそらく『Fate-Zero』を巡る戦いで午前中のうちに終了していたのでしょう、もう既に撤収作業を進めている最中でした。
あたりまえのことでしょうが、人気のある企業は午前、しかも始発で来て前列の方に並ばなくては勝負にならないんでしょうね。俺たちの考えは甘すぎたということを痛感させられました…。
西の怖さを改めて思い知った俺たちはその後、特に何を買うでもなく、うろうろしているうちに時間は過ぎて行き、時間は15:00。少し早いですが、これにてコミックマーケット71でのお買い物は終了としました。いやー疲れた!
以上をもちまして、俺たちの初コミケ参戦は終了したわけですが。冒頭にも述べました通り、良くも悪くも、実際に足を運ばなければ分からないことを色々身をもって体感できたと思います。これは初心者の俺たちにとっては、商品を買えたこと以上に確かな収穫であったように思えます。
しかし何といっても、楽しむことが出来た!同じ同人誌を買うにしても、委託のお店で買うのとは違う、売り子さんとの1対1の駆け引きの様な緊張感。そして、膨大な数のサークルの中で、自分好みの物を買えたときの喜び。
コミケが多くの人に愛される要因を垣間見たような気がします。
大変長い文章になってしまいましたが、これを持ちまして右八のコミックマーケット71レポート、閉幕で御座います。気が向いたら、初心者の方用に参考になるかは微妙ですが、初参戦で得たコミケでのノウハウのようなものを機会があったら書きたいと思ってます。生意気でしょ?☆
そしてッッ!最後まで読んでくださった方、こんなにも稚拙で浅学が滲み出ている文章を辛抱強く読んでくれましたことに大変感謝致します。その忍耐力に脱帽。それでは!
あっ、ちなみに今回購入した同人誌は42冊でした〜。
(完)
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